北海道ワイン 白で金
 山梨県で7月に開かれた国内最大規模のワイン品評会「日本ワインコンクール」で、北海道ワイン(小樽)は欧州系品種・白部門で金賞1銘柄と銀賞2銘柄を含めた4部門13銘柄が受賞した。
 同コンクールは国産ブドウを使ったワインが対象。今年は全国から12部門に787銘柄が出品され、ソムリエやワイン生産者ら25人が審査した。このうち金賞は計22銘柄と全体に占める割合は約3%だった。
 金賞を獲得した北海道ワインの「おたるゲヴュルツトラミネール2017」は、空知管内浦臼町の自社農場で、収穫日を遅らせて糖度が増したブドウを収穫し、小樽市内で醸造した。甘く熟した果実のような香りや芳醇(ほうじゅん)な味わいが特徴。ゲヴュルツトラミネールは、世界の有名ワイン産地で栽培される高級ブドウ品種。国内では希少種で、北海道が適地とされる。
 どうしんウェブより