駅弁が歴史に幕

 JR北海道が車内販売を終えた28日、長万部駅の名物「かにめし」が、70年近くにわたる駅弁としての歴史に幕を下ろした。特急列車への最後の積み込みには、駅前で製造・販売する「かにめし本舗かなや」の6人がホームに立って、見送りをした。
 かにめしは1950年、駅ホームでの対面販売が始まり。駅弁大会での優勝を機に全国で知られるようになった。同町の木幡正志町長は「長万部の代名詞が駅弁としての使命を終えるのはとても残念」と話した。
 どうしんウェブより