燃費35.2km/L「ミライース」
ダイハツ工業は軽自動車「ミライース」を部分改良し、ガソリン車トップとなる燃費35.2km/Lを達成した。
燃費を改善する為に、エンジンの圧縮比を従来の11.3から12.2に高めた。さらに、吸気ポートの形状を改良して混合気の渦流(タンブル)を強めたほか、高着火スパークプラグを採用して点火初期の火炎を拡大したとの事。
デュアルインジェクターを採用した事で燃料の微粒子化による燃焼安定性を、アトキンソンサイクルを採用する事でポンピングロスの低減を同時に実現した。このほか、加速・減速時の回生発電量を減らして減速時の発電量を増やした事も、エンジンの負荷軽減につながり、低燃費に貢献した。
日本経済新聞ニュースより
2つのインジェクター