マスクにハッカ油

 新型コロナウイルス予防で着用するマスクに吹きかけると、中にこもる熱や臭いが和らいで爽やかになるとして、北見で生産されるハッカ油が、会員制交流サイト(SNS)を中心に話題となっている。市内の製造販売業者はこれまでの倍近い量を出荷し、北見工大発のベンチャー企業はマスク用のスプレーを5月に売り出した。昭和初期、世界のハッカ市場の7割を占めた北見の特産品は、夏に向けさらに脚光を浴びる事に。