新酒の誕生告げる酒林

 18日、留萌市増毛の国稀酒造で新酒シーズンの到来を告げる酒林がにつり下げられた。杉の枝葉を束ね、球形に刈り込んだもので、初しぼりを知らせる。日を追って鮮やかな緑の色が変わって、熟成が進み、飲み頃を示す目安となる。
 縁起物の酒林は直径約60センチで、重さ約20キロ。岐阜市から取り寄せた。佐藤敏明店長が脚立に乗って天井からつり下げ、しめ縄を巻き付けた。玄関には小ぶりの酒林をつるした。落ち着いた茶褐色に変わる初夏ごろには、この日、しぼり始めた酒が「佳撰」として瓶詰めされて発売される。
 どうしんウェブより

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