利尻島で小鳥のさえずり

 利尻島では花が咲き始めた島内の森にコマドリのさえずりが響いている。
 体長はスズメほどだが「ヒンカラカラカラ」と、強く響き渡る鳴き声が馬のいななきに似ていることから駒鳥(こまどり)と名付けられたとされる。利尻町内の野鳥愛好家はかつて、リシリコマドリと呼び、鳴き声を楽しんでいた。
 日本三鳴鳥のウグイスは利尻の森に生息し、残る2種のコマドリオオルリ利尻島にも渡って来て羽を休める。春の森ではコマドリとウグイスの鳴き声がよく聞こえる。その共演を楽しむこともできる。
 どうしんウェイブより