さくらの走りと静粛性

 スムーズな走りと静粛性は、いうまでもなくEVであれば当然の性能だ。それを実現するうえで特筆すべきは、軽のガソリンターボエンジン車の2倍近い最大トルク195Nmをモーターが実現していることだ。これによって、発進・加速はもちろん、幹線道路や高速道路への合流などで無理なく速度を上げられる。そのモーターは、車体前部のモータールーム内にメンバーを横断させ、これに吊り下げる搭載方法により振動や騒音を源から絶っている。あるいは、ホイールハウス内にライナーを取り付け、車外からの騒音にも対処している。