事故にあった場合とにかく、落ち着く

 クルマが水中に投げ出されると、水圧によってドアが開かなくなり、クルマに閉じ込められてしまうことになる。ヒンジドアはもちろんのこと、スライドドアも開かない。
 豪雨の際は、クルマでの移動はできるだけ避けたほうが良いが、やむを得ずクルマで走行中、クルマごと水没してしまった時、命を守るには。
 クルマが水中に入ってしまった場合でも、(状況や車種にもよるが)数分間は浮いている事が出来る。
 ①シートベルトを外し、サイドガラスを開ける。パワーウインドウでも、水没直後であれば開く可能性が高い。開けば、そこから脱出します。車内側を向いて、背中側から外に出ると脱出し易い。
 ②電動で窓が開かない場合は、サイドガラスもしくはリアガラスを、脱出用ハンマーなどで割って脱出しる。
 ③脱出用ハンマーは、ホームセンターなどで数千円から購入可能。1台に1本、常備したほうが良い。シートベルトカッターもついているものだと、シートベルトがロックされてしまった場合も安心。