宗谷丘陵フットパスコースの”白い道”

 ホタテの貝殻が敷き詰められている宗谷丘陵のフットパス「最北の白い道」の人気が広がっている。
 「白い道」は、宗谷岬から宗谷歴史公園にかけて宗谷丘陵を巡る約11キロのコースのうち、公園側の約3.3キロの部分。道幅は約4メートル。
 「周氷河地形」と、放牧されている宗谷黒牛、大きな風車群が広がる景色に、真っ白な道が続く。空気が澄んでいる日には、利尻、礼文両島やサハリンの島影も見える。 
 2011年、当時処理に困っていた産業廃棄物のホタテの貝殻を有効活用して観光に生かせないかと、市職員らの発案で砂利道だったコースに2~3センチに砕いた貝殻を約600トンまいたのが始まり。
 後に貝殻には、寒気で土壌が凍結して隆起するのを抑えたり、土壌を改良したりする効果があることが分かった。その後、市などが観光ポスターやSNSで発信し、稚内観光協会が休憩用の椅子も置いた。
 どうしんウェブより
f:id:KouichiO:20191002212521j:plain