ボレアース宗谷御船印

 ハートランドフェリーは91日から、今年10月末で運航を終了するボレアース宗谷の御船印を船内限定で販売する。
 ボレアース宗谷は、先代の「ニュー宗谷」の代替船として2003年に就航。日本最北端の離島航路を支えるフェリー船として23年間、運航してきたが、老朽化に伴い10月末を以て新造船と交代する。総航海距離は地球40周分に相当する約162万㌔。
 23年間の愛顧に感謝を込め、利尻富士を背に荒波を進む船体に「ありがとうボレアース宗谷」などのメッセージが描かれた御船印は、1枚330円でボレアース船内で販売。限定300枚。
 ローカルニュースより

飛鳥Ⅲ稚内寄港

 豪華客船飛鳥Ⅲ52265トンが23日午前6時稚内港に寄港した。
「夏の北海道クルーズ~稚内・網走」の乗客約440人・乗組員約470人を乗せて19日に横浜を出航、網走港などを経てオホーツク海を北上し末広埠頭東岸壁に接岸した。
 午前8時から稚内市による歓迎のセレモニーがあり工藤稚内市長が歓迎の言葉を述べた。乗客約250人は、宗谷岬や宗谷丘陵、豊富のサロベツ湿原などを観光、フェリーで利尻、礼文へ行き楽しんだ。又、船に残った乗船客は埠頭に開設された「まなとカフェ」で稚内の食を堪能した。

サラキトマナイでソバ栽培

 サラキトマナイの樋口牧場で、離農した酪農家の牧草地を有効活用し今年から試験的にソバを栽培している。真っ白な花が一面に咲き、オーナーの樋口明彦さん(43)は「あと3週間後に収穫できる」と9月中旬の出来秋に期待を寄せている。
 酪農ヘルパーを3年間経験し15年以上前に父親から牧場を引き継ぎ現在、和牛や乳牛など合わせて250頭を飼育している。
 稚内の酪農家として大規模にソバ栽培するのは初めてのことで、今年春には離農した2戸の酪農家から土地を買い取り、国道40号を豊富方面に向かった右側にある10ヘクタールの牧草地だった土地を転用し、今年6月、道内で広く栽培されている代表的なキタワセという品種のソバ種900キロ分を蒔いた。
 栽培し2カ月が経った7月下旬からソバの花が咲き、約3週間後の910日以降に収穫予定している。
 ローカルニュースより
 

 

クマが生息しない利尻・礼文

 クマ、シカ、キツネ、ヘビの動物が利尻島・礼文島に生息していないため、離島の独立峰で登山者の人気を高めている。
 環境省稚内自然保護官事務所によると、2025年夏季(61日~1031日)の鴛泊登山道からの利尻山登山者数は1375人。集計を開始した09年以降最多を記録した。
 8月上旬に1人で利尻山に登った兵庫県の30代男性も「クマがいない利尻山はクマが出る道内のほかの百名山は2人以上でないと登れない」と話した。
 ただ、道警や消防の救助隊員で対応しきれない場合は町職員でつくる山岳遭難救助隊を派遣する場合がある。町によると、一度の出動で隊員の日当などの経費が十数万円かかり、遭難者に請求している。

平和記念祭に参列

 今日、第64回氷雪の門・九人の乙女の碑平和祈念祭が、文化センターで執り行われ、電話交換手として使命を全うし自決した乙女を偲び旧樺太の関係者らが平和への誓いを新たにした。
 稚内市民観光ボランティア3名を含む関係者220人余りが出席した中、九人の乙女ら樺太物故者に黙祷したあと、実行委員長工藤市長が式辞を述べた。
 九人の乙女の肖像画が飾られた祭壇に工藤市長らが花輪、参列者が一輪菊を捧げ、北海道詩吟連盟稚内支部の献吟、稚内フラウエンコールの合唱に続き、稚内高等学校吹奏楽部25人が「花は咲く」など2曲を演奏し、九人の乙女や樺太で亡くなった日本人の冥福を祈ると共に世界の恒久平和を願った。

人口減少を考える

 国道238号を走り富磯を通ると住宅がサイディング張りで新しく、宗谷岬地区では若い人が親から別れ新築の家を建てている。猿払村に続くホタテ御殿の在りようだ。富磯~宗谷岬間の変化はホタテの好調な生産により収入が増えたことで進学で家を離れた若者も親元に帰り後継ぎをするようになり世帯を持ちマイホームを建てている。
 少子高齢化などでの人口減少が続く稚内にあって、この地域は人口も増え活性化している。経済状況が良ければマチとして発展するのは自明。

涼しさを求め

 涼しさを求める動きは最北のマチにも波及しているようだ。稚内観光協会によると、816日にJR稚内駅近くと宗谷岬近くの2カ所の観光案内所を訪れたのは3061人で前年並み。同協会の渡辺直人専務理事は「近年は涼しさを求めてキャンピングカーなどで訪れ、長期で寝泊まりする客も増えている印象がある」と手応えを口にする。稚内市のノシャップ寒流水族館・青少年科学館の816日の入館者数は前年同期より607人多い6723人だった。
 道新ユースより