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電池産業ビジネス拡大？
　電気自動車を来年発売する日産自動車は、大手商社の住友商事と合弁会社を作り、電気自動車に使った電池を再利用する事業を始める事になった。
　電気自動車に使うリチウムイオン電池は、小型でパワーが大きいのが特徴。車が寿命を迎えても家庭用などには十分な性能を維持しているため、家庭で太陽光で発電した電気を貯めることや、停電した際の非常用電源に使用出来る。日産では来年にも事業化に乗り出す方針。
　電気自動車の量産によって生まれる電池を最大限利用する仕組みを作れば、電池の価格が下がり、電気自動車の普及にもつながる。
　また三菱自動車工業は、電気自動車向けの電池をゴミ収集車のメーカーに納入し、ゴミを圧縮する装置の動力源として使うことを決めており、電池を活用してビジネスを広げようという動きが出ている。