なでしこジャパン世界一
 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会は17日、当地で決勝を行い、日本代表「なでしこジャパ ン」はPK戦の末、通算3回目の優勝を目指していた米国を下し、初優勝を果たした。国際サッカー連盟(FIFA)主催大会で日本が優勝したのは、男女を通して初めて。
 日本は後半24分に先制を許したが、延長に入って勝ち越され、澤穂希の延長後半12分のゴールで再び追いつき、試合は2─2のままPK戦に突入した。
 PK戦では米国が4本中3本を外したのに対し、日本は4本中3本に成功。日本の4人目、熊谷紗希が決めた瞬間、日本の優勝が確定した。
 最後まで諦めず、粘り強くプレーした結果で日常の猛練習の賜物だ。