タイ語でガイドブック
 宗谷総合振興局は、枝幸町歌登地区で急増しているタイ人観光客の流れを管内全域に広げようと、タイ語で宗谷の名所や食べ物を紹介する観光ガイドブックを完成させた。一方、稚内観光協会は、英語を話せなくても外国人観光客とやりとりできる英会話集を作成。管内で4年続けて増えている外国人客の受け入れ対策が着々と進んでいる。
 枝幸町歌登の町営「うたのぼりグリーンパークホテル」は和を強調したもてなしが人気を呼び、2013年度から毎年千人を超えるタイの団体客が訪れている。15年度上期も宗谷管内のタイ人宿泊客全体(715人)の7割が枝幸で、振興局は「枝幸を訪れたタイ人に、ほかの自治体も見てほしい」(商工労働観光課)とガイドブックを作った。
 A5判46ページで、全てタイ語で表記。東京の大学に通うタイ人留学生が管内各地で食べ歩きした感想を写真付きで掲載している。千部を印刷、同ホテルや札幌の観光案内所などに配るとの事。
 どうしんニュースより