KouichiO2017-11-23

三船殉難事件の講演を聴きに
 北星学園大学の企画で三船殉難事件の講演がまちラボで行われ、約40名の市民が参加した。稲村和雄氏ご本人の体験談は壮絶で鮮烈な記憶を後世に語り継ぐ内容だった。
 三船殉難事件は、第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)8月22日、北海道留萌沖の海上樺太からの婦女子を主体とする引揚者を乗せた日本の引揚船3隻(小笠原丸、第二号新興丸、泰東丸)がソ連軍の潜水艦L12号とL19号からの攻撃を受け、小笠原丸と泰東丸が沈没して1、708名以上が犠牲となった事件。
 午後からは、稚内総合文化センターで「凍土に眠る戦友よ、必ず迎えに行く」と題し利尻島出身の吉田欽哉氏自信の体験談に市民約60名が聞き入った。