昨年10月の落雷で一部破損していた稚内公園内の記念碑「氷雪の門」の修復を進めている。工事は3月末までに完了する予定。市都市整備課は「以前と変わらない姿を目指したい」と話している。
 氷雪の門は戦時中の樺太で亡くなった人たちを慰霊しようと1963年に設置。高さ8メートルの2本の塔と彫刻からなる。昨年の落雷で、向かって左側の塔の先端部分を覆う御影石が剥げ落ちていたが、ほぼ同じ材質の50センチ~1メートル四方の石5枚を調達できたという。