最北端・食マルシェ休止

 2011年から8月に開かれてきた食のイベント「最北端・食マルシェ」が本年度から休止する。最大3万5千人を動員したが、稚内観光の書き入れ時に準備の負担が大きい上、イベントの特徴が薄れてきたため、「見直したい」との声が実行委内から出ていた。関係者は今後、開催時期や運営体制を見直す。
 食マルシェは、宗谷岬にある「日本最北端の地の碑」の建立50周年を記念し、宗谷岬で開かれたイベントが始まり。観光協会や市、観光物産協会、漁協や宗谷岬牧場などが実行委をつくり「食をテーマとしたイベント」として実施した。
 12年からは北防波堤ドームを会場に、南中ソーラン祭と同時開催で毎年続けられてきた。宗谷黒牛の丸焼きなどが人気を集め、市民の夏のイベントとして定着。ピークの15年は2日間で約3万5千人が来場した。17年には観客の前でアーティストが巨大キャンバスに絵を描く「稚内アートフェスティバル」も同時に開かれた。
  どうしんウェブより

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