留萌・宗谷 強風と低温続く

 北海道の北にとどまる低気圧と、上空に入った真冬並みの寒気の影響で、留萌、宗谷管内では3日から、強風や吹雪などの荒天と、最高気温が軒並み氷点下を記録する低温が続いている。4日は天売・焼尻や利尻・礼文航路でフェリーがいずれも欠航したほか、小、中学校が臨時休校となるなど影響が出た。強風や低温は6日にかけて続く見込みだ。
 気象庁の発表によると、4日午後4時までの最高気温は、稚内で氷点下4・3度、枝幸で同4・8度、留萌で同3.4度、羽幌で同4.1度など、各地で氷点下となっており、4日は真冬日となりそうだ。また、最大瞬間風速は増毛で27.5メートル、留萌で26.6メートル、羽幌で25.8メートルを記録した。稚内では21.5メートル、枝幸は21.2メートルだった。
 稚内地方気象台によると、荒天の原因は、北海道の北側にとどまる低気圧と、上空1,500メートルに氷点下17.5度という真冬並みの寒気が入ったため。同気象台は「寒気のピークは過ぎたが、動きが遅く、6日にかけても強風や低温が続く」とみている。
 どうしんウェブより