滑走路に鳥が急増

 稚内空港が滑走路に進入する鳥対策に頭を痛めている。2019年から進入が大幅に増え、ピーク時の初夏から秋にかけては数百羽が滑走路で羽を休め、「鳥の楽園」のような光景が広がる。
 国土交通省によると、稚内空港に離着陸する全日空の定期便(羽田便と新千歳便)や、患者搬送用の固定翼機「メディカルウイング」のバードストライクは10~18年に0~1件だったが、19年には10件に急増。衝突した鳥の大半はウミネコで、オオセグロカモメカワラヒワなども多いという。
 鳥は100羽単位で滑走路に降り立つといい、職員が車を走らせたり、模擬銃などの音で驚かせて追い払うが、しばらくすると再び戻ってくるという。
 どうしんウェブより

f:id:KouichiO:20210417190014j:plain