夜遅くまでTV観戦

 1年延期された東京五輪開幕式典は、大会関係者がコロナ禍で亡くなった人々への黙とうを行い、鎮魂と克服への決意を印象づける内容。緊急事態宣言下の東京、北海道を含む6都道県で競技が無観客となる異例ずくめの大会が始まった。 史上最多の33競技、339種目を実施する大会には、205の国・地域と難民選手団を合わせて約1万1千人の選手が参加。道内関係22人を含む日本選手は583人と過去最多になる。
  入場行進にはマスク姿の選手団6千人が参加。感染予防のため、2メートルほどの間隔を空けて行進した様だが、TVで観戦する限り密も甚だしいと感じた。
 コロナ禍での開催についてIOCのバッハ会長は「日本の皆さまのおかげです。心から感謝しています」と日本語で述べた。大会組織委員会橋本聖子会長は「世界中が困難に直面する中、再びスポーツの力、オリンピックの持つ意義が問われている」と強調した。 しかし、緊急事態宣言中に行われる大会。あらゆる面で幾多の不手際が報道され、閉会式後は新型コロナの感染者数が増加しなければオリンピック大成功といえるのだが???