マイナンバーカードの行方

 マイナンバーカードとは、本人を証明する写真付きカードで、氏名、住所、生年月日、性別などが記載されたカード。
 日本に住民票を有する全ての人に12桁の個人番号が付けられ、行政の効率化や国民の利便性を高める為の制度。
 活用すれば社会保障や税金、災害対策の分野で行政及び国民双方の手続きの負担を軽減できるというもの。
 しかし、最近のニュースによると、障碍者手帳情報のヒモ付きミス、他人の年金情報が表示、閲覧されるなどの不具合が生じている。
 政府は、健康保険証を廃止しマイナンバーカードに一本化するとしている。今後さらに進むと、個人情報は勿論、家族、親戚、預貯金や個人財産、生活や犯罪状況、賞罰など、あらゆる項目にヒモ付けされかねない。
 政府は国民ひとり一人の管理を一網打尽により、より一層国の方向性を掌握する事が出来る。50年後100年後の将来が不安になるのは私だけなのか?