120年の歴史を記念し

 名寄に鉄道が開通してから今年で120周年を迎えたことを記念し、名寄のまちと鉄道のかかわりを振り返る「名寄の鉄道120年記念展」が市北国博物館で開かれている。
 JR宗谷線の前身となる天塩線の延伸で士別―名寄間が1903年明治36年)9月に開通し、名寄駅が開業。これを契機に名寄は道北における交通の要衝として発展した。こうした歴史を知ってもらおうと、同博物館が企画した。
 宗谷線をはじめ、廃止された旧名寄線及び旧深名線に関する年表や写真など計250点を展示。名寄駅舎の変遷を紹介する写真や名寄駅でかつて販売されていた駅弁の包装紙、名寄近郊を走っていたSLのナンバープレートや路線ダイヤなども展示している。
 どうしんウェブより