ゴール到着イベント

 「第1回オロロンライン・サンセット・ミーティング」が19日、天塩町鏡沼海浜公園をゴールに初めて開かれる。スタート地点は設けず、参加者はどこからでも出発でき、決められた時間までにゴールに到着すればよいという異例のルール。留萌管内を縦断する国道「日本海オロロンライン」を走ってもらい、PRを目的に企画された。
 管内の商工、観光団体などでつくる「シーニックバイウェイ北海道・萌(も)える天北オロロンルート運営代表者会議」が主催。
 ルールは、同日の天塩町の日没時間(午後6時34分)の1時間前までに、自転車で鏡沼公園に到着することのみ。参加者は自由に出発地点を設定でき、例えば約90キロ離れた稚内市宗谷岬から1日かけて走ったり、札幌から2日間かけて約260キロ走破を目指したりすることが可能だ。
 代表者会議は「もちろん天塩町内から30分程度でゆっくりと公園に向かってもらっても構いません」とし、体力や時間に合わせて、自由に参加できるのが魅力とする。熊本県阿蘇市で40年以上の歴史があるバイクイベントを参考にしたという。
 到着後は主催者が参加者一人一人を写真撮影し、冊子にして後日郵送する。公園近くの「てしお温泉夕映」か、会場内のテントサウナのどちらかを無料で利用できる。別料金で食事やバンガローの提供も行われる。
 どうしんウェブより