冬の交通安全運動

 13日から冬の交通安全運動が始まった。稚内市では交通指導の出発式や啓発活動が行われた。冬季のスリップ事故防止や飲酒運転撲滅に向け、関係者が誓いを新たにした。
 宗谷総合振興局と市、稚内署の職員計9人が、中心部のスーパー「相沢食料百貨店」前で街頭啓発を実施。買い物客に冬道の危険性を訴えるチラシや使い捨てカイロなどを配り、事故防止を呼びかけた。
 稚内署によると、同署管内(稚内市、猿払村など)では雪が降った11.12日の週末、車同士の衝突や車の路外逸脱などの交通事故が計15件起きた。関係者たちは「雪道に気をつけて」などと声をかけながら、約100セットを配った。
 冬の交通安全運動は22日まで。