北京五輪が閉幕
 中国で初開催された第29回夏季オリンピック北京大会は24日、「鳥の巣」の愛称を持つ北京市北部の国家体育場で閉会式を行い、17日間の会期を終えた。
 史上最多の576人の選手団を編成した日本のメダルは金9、銀6、銅10で総数は25個だった。「金2けた、総数30個以上」の目標は達成できず、前回アテネ五輪の金16個、総数37個からも後退した。次回2012年ロンドン大会に向けて世代交代が急務となった。
 閉会式では競泳男子平泳ぎで史上初の2大会連続2冠を獲得した北島康介日本コカ・コーラ)が旗手を務め、23番目に行進。戦いを終えた各国の選手たちが交流を深めた後、17日間燃え続けた聖火が消えた。
 新聞掲載より