幹部を過半数
 日産自動車が、取締役や海外法人の社長など上位幹部100人の過半数を2016年度までに外国人にする方針を固めた。
 すでに幹部100人のうち44人を外国人が占めているが、今後さらに海外進出を加速するとともに現地の外国人の登用を進める。
 日産は本社取締役の9人中4人が外国人で、海外現地法人の4分の3近くも外国籍だ。外国人を交えた社内会議は英語で行っている。
 また、日産はすでに国籍に関係なく、能力や実績で昇進できる人事システムと実績に応じた報酬制度を導入しており、国内の大手企業が幹部社員の過半数を外国人とするのは異例で、他の企業にも影響を与える可能性がある。
 読売ニュースより