稚内学」特別講座
 平成24年度後期の「稚内学」が24日午後2時から利尻町学芸員課長の西谷榮治氏により稚内市立図書館で行われた。
 「近世の朝鮮人漂着とラ・ペルーズ海峡」と題して60数名が熱心に2時間の講座に聞き入っていた。
 元禄9年(1696年)5月、朝鮮王国(李朝)の下級官史李志恒ら8人の朝鮮人が泰山(利尻島)に漂着し礼文島、宗谷、松前から江戸に護送され斧山に送還された。アイヌの人々と会話が通じなくとも鮭・鰊・獣虎や海馬などの毛皮と蝦夷錦・水晶と交換したとの事。(水晶珠2個と毛皮2〜3枚と交換)
 フランスのルイ16世に太平洋南方地域、南極海、赤道海域、太平洋北方水域という広大な領域の探検を命じられたフランスの探検家ラ・ペルーズが日本海を北上し樺太に至った1787年6月、現在の宗谷海峡をラ・ペルーズ海峡と命名した話など、あっという間の2時間だった。


イカーのタイヤ交換
 今年は11月になっても暖かく、例年であれば既にスタットレスタイヤに交換しているのだが、やっと今日終えた。