KouichiO2012-12-01

原画展 「まぼろしのデレン」
 関屋敏隆氏の原画展が旧伊藤洋服店北海道銀行向かい)で始まっている。「まぼろしのデレン」は今から約200年前、間宮林蔵が幕府の命令で樺太と大陸のアムール河流域の探検・調査を行った記録を基にした原画展。
 林蔵は小舟に乗り樺太奥地に達したが、その土地の人の話から大陸の「デレン」まで行かなければ目的は果たせないと知った。 村長とその妻、少年たちと一緒に大陸に渡りデレンに着いた。無人のこの土地には交易をする市場が夏の二ヶ月間だけ開かれていた。
 又、関屋敏隆氏は現地取材を行い、デレンに集まった人々の生活あふれる姿を、型染技法を使った布地版画の作品も多く展示されている。