後期稚内学始まる
 稚内市教育委員会の25年度稚内学講座が、昨日13日、稚内市立図書館で第1回の講義が始まり市民約50名が受講した。3月19日までの期間9講座が行われる。
 第1回目の講座は、斎藤稚内市教育部長による「サハリンぐるーりと2000キロ間宮林蔵樺太体験の足跡を・・・“デレンは何処か、アムール川を旅する”と題して行われた。
 1808年(文化5年)、29歳の間宮林蔵樺太が島である事を確認した後、”清”の役人と筆談したと言われるデレンがあったと思われる場所や、近くの集落を船上から見た後、稚内サハリン館に訪れたロシアアンサンブル「スペニール」のメンバーの出身でもあるニコラエフスク市などの街並みも紹介された。