KouichiO2013-06-27

黒曜石を手にする
 「幻の橋」を見学するツアーに参加した折、湖までの山道で黒曜石を発見したので一言。
 黒曜石は火山岩の一種で、ガラスと似た性質があり、日本では縄文時代の遺跡から「やじり」として出土される事が多い石。透明なものから真っ黒なもの、赤色や茶色みを帯びたもの、雪模様(スノーフレーク)などがあり、それを加工した物は宝石にもなる。
 切断面は鋭く、鏃のような武器以外にナイフのような生活用品、石器としても長く使われてきた石。
 日本での主な産地は北海道(十勝、白滝村、置戸など)、長野(和田峠)等があり現在でも「十勝石」として有名である。
 又、海外ではメキシコ、アメリカ、ロシアなど広く産出する地域がある。 特に人気が高く有名なものに、黒い地色に赤が入った「紅十勝」、黒地にオーロラが入ったものもあるとの事。

 赤い色が確認できる ↑  大きさは3cmほど →