上川町に地熱発電所?
 上川管内上川町の大雪山国立公園内で地熱発電所を計画する総合商社の丸紅(東京)は11日、建設を検討する白水沢地区の温泉水と、近隣の層雲峡温泉の泉源は別と推定されるとの分析結果を明らかにした。双方の成分は大きく異なるといい、発電所建設によって層雲峡 温泉に影響を及ぼさないとの見方を示唆した。
 新たな開発による泉源への影響について、層雲峡温泉旅館組合などが懸念を示していた。丸紅は今後、環境省などとの協議を進め、掘削調査に取り組みたい考えだが、国立公園内での開発行為に慎重意見も根強い。
 丸紅は11日に上川町内で開かれた同町の地熱研究協議会で分析内容を説明。それによると、層雲峡温泉の湯には塩素が1リットルあたり最大80ミリグラム含まれるのに対し、白水沢地区の温泉水には微量だったとの事。
 北海道新聞ニュースより
 私が子供の頃、町民の各家庭に温泉を引いてくる話はあったが、層雲峡温泉に近い事もあり、発掘の具体的な話は進まなかった様に記憶している。