北海道内でクマの出没相続く
 紋別市苫小牧市、それに道東の釧路町でクマが目撃され、警戒が続いている。5日午前10時半ごろ、紋別市紋別で、クマが市道の脇を歩いていると警察に連絡があった。
 現場から30メートルほどの所には住宅があり、警察が不要な外出を控えるよう呼びかける一方、市の教育委員会は、付近の小学校や中学校に対して、児童・生徒の登下校時に注意するよう呼びかけたとの事。
 また、5日午前5時40分ごろ、苫小牧市丸山の国道276号線で体長およそ1メートル50センチのクマが道路を横切るのが目撃された。 目撃したドライバーの男性は、「クマは道路の脇の雑木林に入っていった」と話していると言う事で、警察が付近の警戒にあたっている。
 一方、道東の釧路町床丹の町道では、5日午前5時ごろ、道路脇に体長およそ1メートル50センチのクマがいるのが目撃された。
 現場から300メートルほどの所には住宅が立ち並んでいて、警察などが付近を警戒するとともに、町がクマの出没を知らせる看板を設置するなどして注意を呼びかけている。 町では、「特に朝と夕方はクマが出やすいので、散歩をする人は鈴などをつけて身を守ってほしい」と話している。
 NHKニュースより
 今年はクマの出没が各地で相次ぎ異常とも言える一年になりそうだ。