北海道向け電気自動車組み立て
 道内の中小企業の技術を結集し、市販の電気自動車を北海道の暮らしにあったものに改良するプロジェクトが本格化し、28日から車体の組み立てが始まったとの記事をみて。
 プロジェクトは道内9つの中小企業がそれぞれの得意な技術を生かして市販の電気自動車を改良し厳しい北海道の冬にも対応できる1人乗りの車を走らせようというもので、昨年から取り組みが始まっていたもの。
 札幌市内の工場では28日から組み立て作業が行われ、雪道の発進でもタイヤが空転しないようモーターを取り付けた前輪や、効率的に暖房ができる特殊な断熱材が貼り付けられた屋根など、各社が工夫をこらした部品が順番に車体に取り付けられた。
 プロジェクトでは今後、雪の付きにくい塗装を施すなどして車体を完成させ、来年1月に札幌で行われるモーターショーに出展する事にしている。
 EV車の普及に繋がって欲しいものだ。