稚内学特別公演
 第1部「宗谷海峡を渡ったカラフトブタ」と題して、利尻富士町教育委員会の山谷文人氏の講演で利尻町でカラフトブタの骨格が出土されているとの事。
 イノシシとは異なりカラフトブタの特徴は、小形で吻部が細く後頭部が丸い。又、ニホンイノシシより少し大きくウスリーイノシシ(朝鮮半島)より小さい。頭蓋骨の大きさに比較して歯牙がかなり大きい。
 第2部は、函館工業高等専門学校の中村和之氏の「モンゴル軍は宗谷海峡を見たか?」の演題でアーミン(白テンの毛皮)を求めて樺太まで来ており、当然宗谷海峡を見たのでは?との事だった。