原発、同時事故想定すべきが6割
 関西電力が来年3月以降の再稼働を目指す大飯原発3、4号機(福井県おおい町)と既に再稼働している高浜3、4号機(同県高浜町)の30キロ圏と、事故時の住民避難先となる兵庫、京都など6府県の計77市町のうち、6割超の47市町が、住民避難計画で両原発の同時事故を「想定するべきだ」と考えていることが、共同通信のアンケートで分かったとのニュース。
 30キロ圏の14市町と避難受け入れ先の68市町(5市町は重複)が対象。「想定しなくてよい」としたのは12市町、18市町は回答しなかった。両原発は約14キロしか離れていないが、政府が了承した避難計画は同時事故を想定していない。
 起きてはならない事だが、原発の同時事故はもっと論議すべきである。