武四郎が食べたアイヌ料理
 北海道や胆振管内厚真町命名に関わった幕末の探検家松浦武四郎が厚真で食べたとされる、アワ団子などのアイヌ料理の試食会が7日、同町総合福祉センターで開かれた。町内や札幌などから約70人が参加し、往時に思いをはせながら味わった。
 同町の北海道命名150年記念事業「松浦武四郎の安都摩(あつま)日誌」の一環。武四郎は1858年、蝦夷地(えぞち)調査で厚真を訪れ、町内富里のアイヌ民族の村で3泊したときの様子を日誌に記している。
 試食会では、日誌をもとに町教委職員と地元ボランティアがアワ団子とエゾシカ肉の入ったオハウ(汁物)を調理。参加者は、多くの記録を残した武四郎の功績や、アイヌ民族との交流について思いを巡らせたとの事。
 どうしんウェブより