幌加内高そば打ちV3

 幌加内高そば局の生徒が、26日に東京で開かれた第9回全国高校生そば打ち選手権大会(日本麺類業団体連合会主催)に出場し、団体と個人の両部門を制した。団体は3連覇、個人は2年ぶりの優勝。団体3連覇は大会史上初の快挙で、生徒たちは「本番でも笑顔でそば打ちができた。本当にうれしい」と喜んでいる。
 幌加内高の団体メンバーは、そば局の全9人から7月中旬に6人を選抜。そば局唯一の3年生で昨年大会の団体にも出場した局長の藤井夏麗(かれん)さんと、いずれも2年の有木凪沙(なぎさ)さん、久保詩結(しずく)さん、樋浦佑哉さんのほか、補欠に1年の阿部司さんと河部秀さんが入った。
 藤井さんは「本番のそば粉の質が練習とは違ったが、みんなうまく対応できた。3連覇がかかる重圧を楽しさに変えられた」と振り返る。同局顧問の田中彩佳教諭も「大会前に4日間の合宿を町内と札幌で行い、講師からの指摘を素直に受け入れて急成長した。チームワークもよかった」と評価。樋浦さんは「来年の4連覇に向け、技術を磨きたい」と意気込んだ。
 各校から1人のみ出場できる個人戦には藤井さんが出場した。全国から22人が参加する中で、堂々としたそば打ちを行い、初優勝した。
 同校は31日、9月1日の両日、町内で開かれる第26回幌加内町新そば祭りに出店し、出場選手たちが打ったそばを提供した。
 どうしんウェブより

f:id:KouichiO:20190902194430j:plain