日帰り困難

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用者が大幅に減少しているJR北海道は6月14日から当面の間、宗谷線石北線の特急を1日2往復まで減便する。国による緊急事態宣言は全面解除されたものの、観光などの需要回復はまだ見込めず、厳しい状況が続く。乗客や沿線自治体はこれまでにない異例の事態を受け止めつつ、鉄路の速やかな通常運行を望んでいる。
 減便対象は宗谷線旭川稚内を結ぶ「サロベツ3、4号」1往復と、石北線旭川―網走間の「大雪1~4号」2往復。宗谷線の場合、減便期間中は稚内から札幌を訪れ、用事を足しての日帰りは困難になる。
 JR旭川支社は、稚内発の「サロベツ2号」は朝の通学や通院利用があるため優先的に残し、また「サロベツ1号」で戻れば旭川までの日帰り往復は可能だと説明し、運行経費削減への理解を求める。
 どうしんウェブより
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