外来種セイヨウオオマルハナバチの観察

 生態系に悪影響を及ぼすとして、環境省から特定外来生物に指定されているセイヨウオオマルハナバチの監視と捕獲を体験する催しがサロベツ湿原センターで開かれ、地元や稚内などから13人が参加した。
 セイヨウオオマルハナバチはヨーロッパ原産で、白いお尻が特徴。温室トマトの授粉に利用するため輸入され、その後、逃げ出して繁殖した。在来種のマルハナバチとの交雑や巣を乗っ取るなどして生態系への悪影響が懸念され、盗蜜行動で花の受粉を妨げ、外来のダニなどの寄生生物や病原菌を持ち込む危険も指摘されている。
 参加予定だったが、別件で今回は見送りとした。