鉄道旅と地元の味で駅存続をアピール

  稚内駅から2つ目のJR抜海駅で10日開かれた地元産の山海の幸で作った弁当を味わうイベント「宗谷線に乗って『抜海駅弁』を食べよう会」。晴天の下、市内外から参加した約20人がのどかな鉄道の旅と地域の味を楽しんだ。抜海駅は稚内市が廃止方針を示しているが、イベントで地元住民は駅の存続をあらためてアピールした。
 参加者は稚内駅から午前10時27分発の普通列車に17分間乗り、抜海駅で下車、駅舎前で記念撮影をした。参加者は、抜海港で水揚げされた北寄貝を使ったホッキ飯や、クトネベツの農家が収穫したカボチャの煮付けなどを味わった。