音威子府高校で仮設建築(パビリオン)イベント

 音威子府村東京大学工学部の学生、おといねっぷ美術工芸高の生徒が協力し、木材の骨組みにビニール傘を張り付ける仮設建築物(パビリオン)を作るイベントが3日、旧音威子府中グラウンドで開かれた。傘にはスプレーで色をつけたり、落ち葉を貼り付けたりして音威子府らしさを表現した。村が本年度取り組む都市圏学生交流推進事業の一環。
 パビリオンは直径4メートル、高さ2・3メートルのドーム形。当日朝から2時間半がかりで学生や村職員、高校生らが協力して組み立てた。強風で飛ばされる可能性があったため、一部の傘は取り付けるのを見合わせたが、作業終了時には参加者から歓声が上がった。
 村は本年度、交流人口創出を目指して都市圏の学生を招き、地域住民と触れ合ってもらう事業を行っている。東大生有志4人とオンラインの会議を重ね、パビリオン制作と筬島地区の農業体験の二つのプロジェクトを企画した。学生は10月下旬から順次、現地入りして活動。村は学生との交流をまちづくりに生かしていく考えで、事業費は200万円。今回作ったパビリオンの展示は7日まで。
 どうしんウェブより
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