稚内にスケボー練習場

 稚内市教育委員会は13日、スケートボード用の屋外練習場を、市みどりスポーツパークの体育館などが入る建物の横にオープンさせる。市民向けの練習場は市内で初めてで、稚内スノーボード協会と協力し、「ランプ」と呼ばれるU字形の練習台も設置した。東京五輪での日本勢の大活躍を受け、最北の地でもスケートボードに注目が高まりそうだ。
 同協会会員は冬期間にスノーボード、夏場はスケートボードを行うケースが多く、これまでは旧西小学校の体育館で練習していた。市教委によると、会員以外のスケートボード愛好家は、北防波堤ドームや公園などを利用していたという。
 メダルラッシュに沸いた五輪後の人気の高まりを受け、市内でも練習場開設に向けた準備が進み、同パークの空きスペースの活用が決まった。新設した練習場には旧西小で使用していたランプを移設。屋外仕様にするため、板を防水性の高い素材に張り替えた。さらに、ランプ横にある約60メートルのアスファルトの平面を使った滑走も可能だ。
 同パークは昨年開館したばかりで、同協会の木村亘事務局長は「舗装状態も良く、ランプで技も磨ける。スケートボードにうってつけの場所」と歓迎する。同パークの古川亮英(あきひで)館長は「五輪を機に新たに始めてみようと思った人にも活用してもらえたら」と期待を込める。
 どうしんウェブより

f:id:KouichiO:20211114210315j:plain