北へ帰る鳥

 渡り鳥の「北帰行」が続いている豊富町では、あちこちの牧草地にマガンの群れが舞い降り、新芽などを盛んに食べている。
 兜沼を見下ろす牧草地では、首から頭にかけて白い珍しいマガンも。その近くを道東から飛来したと思われるタンチョウがのんびり歩いている。
 栄養を蓄えてシベリアなど北の繁殖地へ向かっていくのだが、渡り鳥は次々入れ替わり、道北では毎年5月中旬まで、こうした光景が見られる。
 朝日新聞より