BEVの販売は

 日産初、軽自動車規格のBEV(電気自動車)サクラは、開発者も驚くほどの売れ行きだという。2022年5月20日の発表からわずか3週間で1万1000台の受注を超え、7週を経過した7月3日の時点で1万8000台に達したというから驚きである。
 正直に言って電気自動車がここまで受注台数を伸ばすとは思ってはいなかった。充電インフラが整ったと言えない日本において、リスクになりかねない選択をする人がどれだけいるだろうか、と。そんな中で日産と三菱が用意した「軽の電気自動車」という選択肢が、この懸念を取り払ったのかもしれない。