KouichiO2008-05-18

新国際、新国内フェリーターミナル完成
 稚内サハリン州コルサコフを結ぶ新国際旅客フェリーターミナルと利尻・礼文航路の新国内フェリーターミナルが5月12日オープンした。
 新国際旅客フェリーターミナルは鉄骨造り2階建て、延べ1、313平方メートルで約2億8千万円の建設費で、1階の出入国カウンター、入管、税関、検疫、待合席、エレベーターを備えている。2階の国際交流ホールでは、サハリンの観光案内や写真ギャラリー、会議室や待合席もあり海を眺める事ができる。
 一方、新国内フェリーターミナルは同じく鉄骨造り2階建て、3、912平方メートルで約10億円の建設費を投じ、1階ロビーには、発券機や受付カウンターを備え、エレベーター、エスカレータがあり、高齢者や身体の不自由な方々に優しいバリアフリーに対応している。2階の広い乗船待合室には250席以上の座席があり、本格イタリアンや和食、カフェバー、コンビニショップ、土産品のコーナーがある。2階の乗船口からは自動改札機を通り専用の桟橋通路から乗船する事が出来る
 建物の周辺では、タクシープールの他、乗用車89台、バス等の大型車で27台が駐車可能。


 
 利尻富士の写真をバックにした待合席