LED安くなるか?
 東芝の照明子会社東芝ライテックは22日、価格を従来の半額の5000円台に引き下げた発光ダイオード(LED)電球を7月15日に発売すると正式発表した。シャープが来月4、000円程度の低価格製品を発売し、家庭用照明事業に参入してくるのに対抗したもの。
 東芝が発売するLED電球は、40ワットの白熱電球と同等の明るさの製品が従来の半分の5、250円、新たに追加する60ワット同等が5、460円。2009年度中に計50万個の販売を目指す。
 LED電球は消費電力が白熱電球の約8分の1と省エネルギー性能が高く、既存の白熱電球のソケットに付け替えられる。寿命も白熱電球より長いが、高価格が難点だった。値下げ競争が活発化すれば、家庭向けの普及に弾みが付きそうだ。