KouichiO2010-01-24

映画鑑賞「戦争と平和
 1805年から1813年にかけて発表された、「レフ・トルストイ」作の「戦争と平和」の映画が市立図書館で9時半〜17時まで約7時間上映され、二十数名が鑑賞した。
 19世紀前半のナポレオンによるロシア遠征(ロシアでの呼称は「祖国戦争」)でロシア側から見た映画でフランス軍が敗戦する。 アウステルリッツの戦いなどの歴史的背景を軸に、あるロシア貴族の一族の興亡をピエール・ベズーホフとナターシャの恋と新しい時代への目覚めを点描しながら綴った、登場人物500人を超える群像。
 ピエール・ベズーホフが、著者トルストイの分身と見られ、彼のナレーションが字幕で表示され、没落していくロシア貴族から、大地の上で強く生き続けるロシアの農民の生き様が見事に表現されていた。