196字が新常用漢字
 常用漢字は、放送や新聞それに公文書などで使われる漢字の目安となるもので、新たに196字が加わり合計2、136字となる。
 最も大きな特徴は、パソコンで変換することを想定し、“すべてを書ける必要はない”としたことで、「憂鬱」の「鬱」や「語彙」の「彙」など、画数が多く難しい漢字が入りました。また、これまで含めていなかった岡山の「岡」や熊本の「熊」など、都道府県名に使われる漢字はすべて加える事に。
 当用漢字(1、850字)すら満足に読み書き出来ない者にとって頭痛の種が増した。