薄型テレビ出荷台数 初の減少
 去年1年間の国内の薄型テレビの出荷台数は、7月に完全デジタル化して以降(地上テレビ放送が東北地方の3つの県を除く)、需要が落ち込んだ事などから、平成13年に統計を取り始めて以来、初めて減少したとの事。
 電機メーカーなどで作る「電子情報技術産業協会」によると、去年1年間の国内の薄型テレビの出 荷台数は1982万台で、前の年と比べて21.3%減少した。薄型テレビの年間の出荷台数が前の年と比べて減少するのは、平成13年に統計を取り始めて以来初めて。
 省エネ家電を対象にしたエコポイント制度の効果などで前の年の出荷台数が過去最高だった事や、去年7月に岩手・宮城・ 福島の3県を除いて地上テレビ放送が完全デジタル化するのを前に、テレビの需要が大幅に伸びた事の反動によるものと思われる。
 NHKニュースより