KouichiO2012-03-11

港内に流氷が
 9日朝、稚内市中心部沿岸は東風の影響で流氷に覆われ、利尻・礼文航路が全面欠航となった。10日の昨日、宗谷岬で流氷を見た後、中央埠頭でフェリーの接岸状況を眼にする事が出来た。
 利尻島から寄航したフェリーは流氷の為、10時50分着の予定が1時間ほど遅れ、しかも通常の接岸が出来ず、タラップなしのトモ(フェリーの後部)から乗客が下船した。
 その後、4本の綱とスクリューで流氷を岸壁からサキ(フェリーの前部)へと移動させ、少しずつ寄って通常の位置まで1時間ほど掛かり接岸した。
 乗客と車両を下船させた後、そのままの状態で係留するものと思っていたが、航海士の見事な指揮に感心した。 さすがプロだ。

 タラップが使用出来ずトモから下船

 いつもの接岸状態に

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