KouichiO2013-10-06

「旧瀬戸邸」有形文化財の除幕式
 「旧瀬戸邸」が平成25年6月21日に、「旧瀬戸家住宅主屋」の登録名称で国の有形文化財に登録されたのを記念して、除幕式が10月6日「旧瀬戸邸」で行われた。
 その後、稚内学特別講座がおこなわれ、第1部「利尻麒麟獅子の演舞」、第2部は「北を旅した因幡麒麟」の講演が利尻町立博物館 学芸課長西谷栄治氏による講演があった。
 麒麟獅子(きりんじし)は、鳥取県兵庫県に伝わる民俗芸能で麒麟がモチーフになっている為、通常の獅子舞よりも面長な獅子頭で、色は金色、一本角があり、耳が逆立っている。胴幌は赤色で、背筋の部分は黒色となっている。
 明治の末頃、鳥取から利尻島に渡ってきた人達が、故郷を想って伝統の「麒麟獅子」を北の島「利尻島」に伝えたのが始まり。利尻町仙法志長浜市区の住民により、宗谷に残る歴史や文化を未来の子供たちに伝統文化をとおして伝えていく為復活された。



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